THREE WAY ASSOCIATIONスリーウェイアソシエーション

自己PRは“相手との接点”で決まる

「客観」から「主観」へ転換しよう

「ESを何度も書き直しているのに、なぜか手応えがない」――アナウンサー試験に挑む学生さんから、そんな声をよく耳にします。今日は、そのモヤモヤを解くヒントをお話しします。

ありがちな“自分語り”の罠

自己PRや志望動機の相談を受けて気づくのは、多くの方が「自分は何ができるか」を一方的に伝える場だと思い込んでいる、ということです。強みを端的に語る力はもちろん必要。でも、それだけでは相手の心は動きません。本当に大切なのは、自分の話を「相手との関係性」の上に組み立てる視点です。

客観から主観へ ― 相手を前のめりにさせる転換

たとえば青森の放送局を受けるとき、東京での華やかなアルバイト経験をどれだけ熱心に語っても、面接官にとっては“よその街の話”。「頑張ってきたんだね」で終わってしまいます。

一方、自分が青森を訪れた経験や、出会った人、心に残った風景を交えれば、空気が変わります。話が“自分事”として届くのです。これが、客観から主観への転換。前のめりで聞いてもらえるかどうかは、ここにかかっています。

行ったことがなくても大丈夫

「青森に一度も行ったことがない」と焦る必要はありません。ニュースで気になった出来事、好きな郷土料理、いつも観ている番組――きっかけはなんでもいい。大切なのは、その地域や局と“自分の関心や価値観”が交わる接点を、自分の言葉で誠実に語ることです。事実を盛る必要はまったくありません。

強みは「相手のもとでどう生きるか」まで踏み込む

短い時間で勝負する自己PRだからこそ、「自分の強み」で止まらず、「その強みがこの局でどう生きるのか」まで一歩踏み込んでください。そこまで言葉にできて初めて、相手の心は動き出します。

ESを書く手が止まったときは、ぜひ自分と志望先の“接点”をもう一度探してみてください。プロフェッショナル・アナウンス塾では、お一人おひとりの志望先に合わせて、自己PRと志望動機を磨き上げるサポートをしています。迷ったときは、いつでも声をかけてくださいね。

中島(プロフェッショナル・アナウンス塾 代表・講師)

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